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執筆者の写真Artbase E&C

蟻塚 知都展 2022/11/24-28

更新日:2024年6月2日

『傾いた女』 2022 楠  H1850×W600×D590mm
『傾いた女』 2022 楠 H1850×W600×D590mm

蟻塚 知都展 「THE PLAYHOUSE OF OUR OWN」

会期:2022年11月24日(木)- 11月28日(月)

場所:ART SITE 25(〒910-0006 福井県福井市中央1-20-25 三井ビル1F)


NPO法人E&Cアートベースの企画により、北の庄通りに誕生したアートスペース「ART SITE 25」にて蟻塚知都展「THE PLAYHOUSE OF OUR OWN」を開催いたします。

蟻塚は主に人間を主題として、歪みや傾きが特徴的な彫刻作品を制作しています。福井大学在学時から一貫して彫刻制作に取り組み、2017年には木彫フォークアートおおやで兵庫県知事賞を受賞しました。今回は新作の大型作品を中心とした初個展になります。この機会に是非ご高覧ください。


作家ステートメント

私は「人間の歪みや傾き」をテーマに彫刻を制作しています。私の制作する人間像は、歪んでいたり、傾いていたりしています。それは、人間の不安定さや、不確実さ、不誠実さの表現でもありますが、一方で、私にとって「人間とは何か」を考える実験のかたちでもあります。

作品を制作するときに、私が重要視していることはその像が持つ空間性です。私は、彫刻について、空間をつくることがその本質と捉えており、形態、量塊、動勢と言われる彫刻の要素は、即ち、空間を構成する要素であると考えています。

私たちは常に空間の中に生きており、その空間にモノを存在させる彫刻は紛れもない現実として鑑賞者の前に現れ、「見せる」のではなく「体感」させます。傾いていたり、逆さまになっていたり、現実には考えられない人間の空間性を体感することで、自身もそれを見る人も「人間とは何か」という問いを考え続けることを期待しています。


作家プロフィール

蟻塚 知都(Arizuka Kazuto)

1997 福井県福井市に生まれる

2017 第25回木彫フォークアートおおや兵庫県知事賞(兵庫県養父市)受賞

2019 国立台湾藝術大学にて福井大学と木彫アトリエ交流

「i」第7回 有志展 福井県立美術館(主催:福井大学美術科・OB・OG)

「記と刻」蟻塚知都・福田裕理二人展 HOMME(福井県福井市)(主催:HAI Studio)

2020 「福井大学卒業・修了制作展2020」 福井市美術館 (主催:福井大学美術科)

「Arts Happen!」参加 会場:グラン・シェフ:クーゼー、和フレンチIORI

イタリアンバルクオーレ、レストランジャルダン(主催:アーツ&コミュニティふくい)

2021 ゲストハウス「荒島旅舎」に作品提供

「トンガリ」第8回 有志展 福井県立美術館(主催:福井大学美術科・OB・OG)

「歪んで消エテ」蟻塚知都・福田裕理二人展 鯖江市まなべの館(個人開催)

「Point of View-視点の礎-」 ギャラリーFIXA(主催:ギャラリーFIXA)

2022 「福井大学卒業・修了制作展2022」 福井県立美術館(主催:福井大学美術科)

「ビ・キャンパス」 coconoアートプレイス(主催:coconoアートプレイス)

「2022 SHOUNDO アート駅伝」匠雲堂 (主催:匠雲堂)


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