湊 七雄展 「変容」
会期:2022年10月28日(金)−10月31日(月)会期中無休
場所:ART SITE 25(〒910-0006 福井県福井市中央1-20-25 三井ビルB1F)
人体や環境への負荷の小さい「ノントキシック版画技法」の研究者としても知られる湊が描き出す抽象的な図像や奥深い色彩は、画面の向こうの静謐な世界へと鑑賞者を誘います。本展では音楽を発想の起点とした新作の版画作品や油絵作品などを中心に展示いたします。ぜひご高覧ください。
作家ステートメント
リヒャルト・シュトラウス(独1864-1949)が最晩年に作曲した「メタモルフォーゼン」やモーリス・ラベル(仏1875-1937)作曲「ボレロ」などの音楽や音に着想を得て制作した絵画・版画作品を集めました。
作家プロフィール
1972年三重県生まれ。福井市在住。
1997年スウェーデン王立VALAND芸術大学短期留学。1998年金沢美術工芸大学油絵科卒業後渡欧。同年ベルギー王立ゲント美術アカデミー修士課程版画科に留学。エンク・デクラマー氏に師事し、主に版画技法と芸術理論の研鑽を積む。2000年版画のマスターディプロマ(芸術修士号)を取得し、同アカデミーを最優秀賞で修了。
その後、ベルギー・ゲント市の現代美術専門画廊Galerij Guido De Keulenaerの契約アーティストとなり、本格的な作家活動を開始。
2003-05年フランスに在住。サンテチエンヌ美術大学の版画科助手として後進の指導にあたる。2005年度サンテチエンヌ市、アーティストインレジデンスプログラム招待作家。
2006年より福井大学教育地域科学部准教授として、絵画、素描、版画を担当。
2016年より福井大学教育学部准教授。(学部名称変更により)
2017年度 ベルギー美術アカデミー客員教授
2019年より福井大学教育学部教授。
国内外での個展・グループ展多数
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